- 第2回 江別市生活困窮者自立支援ネットワーク会議
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2016.09.30 Friday
ブログをご覧の皆さんこんにちは、くらサポです。
9月28日に、第2回目のネットワーク会議を開催しました。
今回は、会議の様子についてお知らせします。
江別市生活困窮者自立支援ネットワーク会議は、「領域を超えた、江別市の課題に向き合う土壌づくり」を念頭に、関係機関が連携し情報共有を行う事で支援に必要なネットワーク構築を目的に開催しています。
今回は、「事例から見える、“ひと・もの・つながり”とは」と題し、グループワークを行いました。
各グループではそれぞれの事例をもとに、どのような心配事があるか・どういった視点での支援が必要かなど話し合われました。
このネットワーク会議では、前述の「領域を超えた連携」を重視しています。
前回同様、障がい・高齢・医療・雇用・大学・警察・NPO法人・株式会社・行政など、様々な領域から20機関・23名出席していただきました。
その為、事例について協議をするとそれぞれの立場や専門性から、私たちくらサポ職員では出せないような意見も沢山聞かれ、私たち自身とても勉強になりました。
くらしの中での困りごとや、生きづらさといった課題は、様々な要因が絡み合っていることも珍しくありません。
その為、この“連携を重視した”スタイルを今後も継続していきたいと考えています。
会議に参加された皆さん、本当にお忙しい中ありがとうございました。
次回は12月に開催予定ですので、ぜひまたご参加ください。
- 市内ケアマネジャーの研修に伺いました
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2016.09.26 Monday
ブログをご覧の皆さんこんにちは、くらサポです。
9月16日に、江別市内で勤務するケアマネジャー(介護支援専門員)の研修「ONEぴーすの会」で、くらサポの実践報告をしました。
今回は、当日の様子についてお知らせします。
「ONEぴーすの会」は、江別市を構成する3地区「大麻(Oasa)」「野幌(Nopporo)」「江別(Ebetsu)」の頭文字をとってONEと名付けられたそうです。
定期的にケアマネジャーが集まり、事例検討や情報交換など積極的に取り組まれています。
くらサポからは、昨年度の実績報告を中心に、いわゆる「80・50問題」をテーマに制度の説明をしました。
「80・50問題」とは、80歳前後の高齢者がひきこもり等の50歳前後の子どもと同居する中で、支援につながらないまま孤立してしまうことを指す言葉です。
くらサポでも多くの相談を受理しており、ここ数年で顕在化してきた課題と言えます。
高齢者福祉の専門職であるケアマネジャーは、担当している方のお子様に生活のしづらさを感じたとしても、なかなか介入することが難しい現状があります。
そういった場合は各専門機関と連携した介入が効果的な場合も多く見られていますが、「どこにどういった機関があるのかがわからない」といった声もよく聞こえてきます。
くらサポに連絡を頂ければ、くらサポ職員が訪問するといった直接的な対応も勿論ですが、専門機関を紹介したり、制度の活用を助言したりするなど間接的なバックアップも可能であるとお話しさせていただきました。
くらサポはすべての相談に対する「総合相談窓口」という機能を持っています。
今後も直接・間接問わず、様々な領域・機関の皆様とのネットワークを推進していきたいと考えています。
- 認知症サポーター養成講座の講師を担当しました
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2016.09.16 Friday
ブログをご覧の皆さんこんにちは、くらサポです。
9月15日に野幌公民館で開催されました「認知症サポーター養成講座」の講師を、くらサポ職員が担当させていただきました。
今回は、講座の様子についてお知らせします。
江別市における認知症サポーター養成講座は「江別認知症オレンジの会」が主催し、市民の皆様に認知症を正しく理解していただく事を目的とし継続的に開催されています。
※「江別認知症オレンジの会」は、福祉・介護の専門職や介護経験者、市役所職員等で構成されている団体です。今回の講師は、認知症オレンジの会の一員として担当させていただきました。
今回の養成講座は、昨年度くらサポの母体である江別市社会福祉協議会が江別市からの受託事業として平成27年度に開催した「市民後見人養成講座」を受講した市民後見人候補者へのフォローアップも兼ねており、今年度実施した他の講座よりも申し込まれる方が多かったそうです。
認知症が発症しても安心して住み続けられる街づくりは、江別市に限らず我が国が直面する課題であると思われます。
今後も関係機関と協力しながら、様々な課題に目をそらさずに向き合っていきたいと思います。
困りごとがありましたら、気軽にご相談ください。